プロが外に出ていく時代
こんにちは、行政書士事務所稲門まさおか総合支援の正岡です。
最近考えていること。それはプロが今までの場所ではなかったところに出ていく時代なのではないかということです。
プロが外に出ていく時代とは。
プロが外に出ていく時代とは、具体的にはどういうことか。
たとえば、この記事。
料理人である田村さんはこう書かれています、「レストランの中だけではなく、外の世界と関わりながら自分のフィールドを広げて行く。それをやるべきだと僕は思っている。
でもそれでは世の中に対して価値のあるモノづくりは難しい。本当にしたいことのために『したくはないがするべきこと』をやらなければいけない。近い将来本当に自分のやりたいことを実現するために。」
その前後にこんな記事を読みました。
笹原さんは、「私自身も弁護士をしていましたが、実際に事業側にきて、経営をしてみて、法務ニーズの多さ、多様さにびっくりしました。」と書いている。ただ、業務を切り分けて弁護士に依頼することが難しいから、依頼できない。だから、今後はインハウスロイヤー、客先常駐のようなことが増えていくのではないか」、と。
これも考えてみたら、先に挙げた田村さんの言葉を借りれば「(事務所の中にいるのではなくて)、外の世界とかかわりながら自分のフィールド(この場合はインハウスや常駐で客先でスタートアップにかかわること、)を広げていくこと。それをやるべきだ」ということになる。
私は続けてこの2つの記事を読んだからか、全然違う分野の話だけど、これってどちらも同じような話じゃない?と思った。
今までの場所で、今までと同じことを続けることの限界
つまり、その2つの業種にかかわらずだけど
・世間から「プロ」と呼ばれる人たちが、今までと同じ場所で自分の専門性を発揮して、それで自分の納得のいく仕事をしたり、自分の納得できるキャリアを積み上げていくことにはもはや限界がある。
・その専門性を発揮していくためには新しい場所で新しいことをやる必要があるのではないか、
ということだ。
ひるがえって私はどうする?
ここまで考えて、じゃあ、私、自身も行政書士として、外に出ていくならどういうフィールドで、何ができるんだろうか。
今日はここまでは考えたけれど、結論は出ない。
ちょっと寝かせて考えてみようと思います。
それではまた。
補足(1):田村さんの「Mr.Cheesecake」むちゃくちゃおいしそうだなとずっと思ってます・・・いつか食べたい。
補足(2):この文章を書いてから、みんながみんな外に出ていくわけではなく、たとえば同じ場所にいるけれども、内部の構造を変えていくとか、キャッシュポイントを変えていくとか、対象を変えるとか、他にも手段はあるのではないかと思い始めた。要は、確実に言えるのは今と同じことをやっているだけではだめだっていうことだけだなと。