数学ブックトーク
いつもありがとうございます。
東京都・江東区の行政書士事務所稲門まさおか総合支援の正岡です。
先日、独立研究者の森田真生さんの「数学ブックトーク」に参加してきました。
たまには違う分野のインプットをしたいなと思ったのと、お名前は前から存じ上げていて、気になっていたので。
森田さんの講義は3時間。
今森田さんが興味を持っていることや自分が考えていることを、
本の紹介とともに進めていきます。
(だから「ブックトーク」というタイトルなのですね。)
今回は、算用数字の発明の話から、フレーゲが論理だけで数字の「1」を証明しようとした話、 ウィトゲンシュタインの話、人工知能の話まで、 時間軸も分野も縦横無尽に森田さんが語っていくという構成になっていました。
森田さんは結構早口で話される方なんですが、すごくドライブ感があって、 話したいことが頭の中から次から次へと出てくる感じで、 言葉が生まれてくる場所に立ち会っているような感じで、すごく興味深かったです。
完全には理解できないけれどとても重要なことを言っているようだ、 完全には理解できないのに、なぜかワクワクする。 そういう感じを本当に久しぶりに味わいました。
不思議なことに、話の内容はなぜかすごく美しく、広がりと秩序があって、 静謐な世界を垣間見ているような感じでした。
途中、数式が出てきたり証明を使った抽象的な話になった時は、 難しすぎて白目になりそうでしたが(笑)、 分からないなりに、なんとか最後までついていくことができました。
森田さんがおっしゃった言葉で心にのこったことは 「心が降り立つ場を作る」ということ。
(人工知能について)規定路線が敷かれているように世間では言われているが、 それはマーケティングや利害関係で有利になる人達がそう広めているだけであって、 実際には「この方法だけしかない」ということはない。 今までの数学史・歴史から、別のアプローチをしたり、別の未来像を導くこともできる、 ということ。 方法は一つだけではないし、「これしかない」ということはない。 それが自由に考えることだということ。 自分の今後の生き方にも通じる、大切なことを教わったような気がしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日が皆様にとって素敵な1日となりますように☆
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