遺産分割協議書

みなさんこんにちは！
行政書士事務所　稲門まさおか総合支援です。

今日は、相続に関するお話を少し。

今、私は、遺産分割協議書を作成する仕事を担当しています。

遺産分割協議書とは何か、といいますと、
ものすごくざっくりした説明になりますが、
相続人が複数人いる場合、遺産は、相続人全員の共同相続財産となります。

そこで、その共同で相続した相続財産を
具体的に誰にどのように分けるかを話し合って決め、
その内容を書類にしたものが「遺産分割協議書」です。

遺産分割協議書の作成にあたっては、
相続関係を証明するために、被相続人や相続人の戸籍、住民票等を
各市区町村から取り寄せることになります。

そして、取り寄せた戸籍を見ながら、
遺産分割協議書の他に、
「相続関係説明図」という相続人の関係を説明する家系図のようなものを
作成したりもします。

時々、戸籍を見ながら、
この人たちは、どういう生き方をしてきたんだろう、とか、
この中のだれかが欠けていたら、
相続人は、ここには存在しなかったんだろうな、
などと考えたりします。

普段は、あまり先祖や、家系や、自分のルーツなどを考えることはないのですが、
こういう仕事をしていると、ときどきその一端に触れて、
自分は、誰かからバトンを受け取り、
そしてそのバトンを誰かに渡していく存在なんだな、
と、ふと思ったりします。


人の人生に関わる仕事なので、責任重大ですが、
でも、そういう仕事ができるのが、
行政書士になろうと思った原点だったりもします。


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