行政書士事務所稲門まさおか総合支援スタッフブログ

事務長・行政書士の正岡が日常について書くブログです。

民法改正中間試案の説明会に行ってきました

みなさん、こんにちは。
江東区行政書士事務所 稲門まさおか総合支援です。

先日、私は民法改正中間試案の説明会に参加してきましたので、
今日は、その雑感を。

今年の3月11日付で「民法(債権関係)の改正に関する中間試案」が決定され、
現在、パブリック・コメントの受付がされています。
※受付は6月3日まで。

パブコメや改正内容の詳細についてはは、法務省のホームページをご覧ください)

参加した理由は、
なんといっても、元東京大学教授で、
この民法改正のために大学を退職され、
現在法務省の参与をされている、内田貴先生が
直接説明してくださるということ。

内田先生といえば、民法の基本書として
超有名なあの「内田民法」の著者!

内田先生って、どんな人なんだろう??
どんなお話が聞けるんだろう??、
と、かなりミーハーな気分も入りつつ、わくわく・どきどきでした。

結論からいうと、この説明会、
私にとっては、難しい部分もありましたが、
とても面白かったです。

内田先生は、
今回の民法改正のポイントについて、
1)民法制定時にどのような背景・趣旨がありこの規定になっているか
2)現状この規定によりどのような問題が起こっているか
3)だからこの問題を解決するため、この規定をこう変える必要がある!←今、ここ
ということを、
ものすごーく明快かつ端的な言葉で説明してくださったのです。

お話を聞いているだけで、大げさでなく、
一気に目の前の世界が広がるような気がしましたし、
「知的興奮」といいますか、そういうエネルギーが自分の中にわき起こってきて、
説明会の後、私は、「うわぁぁぁぁー、民法ってすごい!猛烈に民法を知りたい!」と
思ってしまうぐらいでした。

聞き手に対して、こう思わせてしまうあたり、
内田先生は、大学を退職された今も、「先生」なんだな、
としみじみ感じてしまいました。

まだ、この民法の改正は「中間試案」の段階なので、
施行されるまでには、まだまだ時間がかかりそうですが、
引き続き注目していきたいと思います。

それでは、また次回~[E:pencil]

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